03.日本経済の現状を知る

お金の学習

第1回で、お金の不安をなくすためには、支出を減らすことが何よりも大切とお伝えしました。(副業や投資は難しいものなので、体力と時間に余裕がある状況で、勉強しながらするものであると私は考えています。)第2回では、『お金』の理解を深めるために、お金の歴史などを執筆してまいりました。さて、今回は、日本の経済について理解を深めるための投稿です。日本の経済について理解を深めるためには、日本の政治を知っておくことが大切です。過去に執筆した記事で、政治家さん達(国会議員の方々)が国民の代表としておこなっている仕事について説明した記事を2つ貼らせていただきました⇩

国政(国の政治:立法・司法・行政)は、日々、国会議員の方々が頭を悩ませながらおこなっています。私たちから徴収した税金の使い道も国会議員の方々が話し合って決めています。国民が抱えている問題に対して、国民全員が納得できる解決策を見つけ出すことは、非常に難しいと思います。表面化していない問題もたくさんあると思います。ですので、私たちもそれぞれ、あらゆる立場や状況で心に抱いているオピニオンを発信することは、とても意味のあることだと考えています。下に貼らせていただいた動画は、1.税金について、2.物価について、3.ミニマリズム、の3つの項目で発信させていただきました。特に経済の現状を理解する為には、[2.物価について(動画1分31秒~2分17秒)]がポイントです。

日本経済や、企業の事情、銀行の事情、社会情勢など、多角的な視点で状況を理解した上で、いかにノンストレスに幸せを感じながら生活するかが、生きていくうえで大切だと思います。といいますか、いつの時代でも、どんな状況下に置かれても、それしかできないと思います。

さて、今は高齢化社会と言われていますが、10年後・20年後を想像すると、本当に深刻だと思います⇩

日本人の年齢分布

私の個人的な話ですが、私は母が42歳の時に生まれたので、同年代の平均より母は高齢です。母はヤンチャな私と姉を全力で育ててくれました。とても尊敬しています。母は65歳の時あたりに認知症を発症してしまい、私は介護を経験しました。今は、要介護5(介護が最も必要な最高のランク)で、特別養護老人ホームに住民票を置いている状態ですが、それまでとても大変でした。
1番大変だったことは、病院に連れていくことでした。公的サービスを受けるために必要な第1歩は、病院で診断を受けることです。いろいろな相談窓口に相談しましたが、病院に連れていくことに関しては、何のサポートも存在しませんでした。認知症は65歳以上の4人に1人と言われています。認知症患者の介護は、介護者が過労状態になってしまう程大変ですし、もちろんお金もかかります。
2023年度の予算ベースで年金60.1兆円・介護13.5兆円(※厚生労働省HPより)で、子ども・子育ての10兆円より遥かに大きい数字ですが、自分の介護経験の感覚では全く潤沢とは感じません。かつかつです。致し方ないと思います。10年後・20年後の日本は、現在の40代・50代が高齢者の仲間入りをします。その中には、認知症を患ってしまう方もいるでしょう。多くの現役世代が介護者になり、苦労する事になると思います。

高齢者の中には、若い方に少しでも伸び伸びと活躍してほしいと思っている方もいます。私の亡き父はコロナ給付(2020年に実施された1人10万円給付)は、(自身や妻(私から見て母)の介護費用に充てずに)全て(父がかつて勤務していた)大学に寄付していました。また、認知症の姉妹を持つ高齢の友人がいるのですが、彼女は国際基督教大学(ICU:International Christian University)に多額のお金を寄付しています。
大学生が奨学金の返済に苦労したり、妊娠・出産、子育てにお金がかかることも今の世の中の深刻な問題です。執筆者自身は1人親で、子供2人と生活していますが、なかなか大変なものです。

生活の苦労や、家庭の悩み、学校の悩み、職場の悩みなど、みんなそれぞれの状況や立場で何かしら抱えていると思います。他人の目に見える部分はごくわずかですし、何も問題がない様に取り繕っているかもしれません。このような時代において、他人のことは見た目で判断しない、自分自身は強がらない、この2点がとても大切だと考えています。
私は今、うつ病と向き合っている境遇ですが、せっかくこの地球に生まれてきたのだから、何か社会貢献したいと思っているところです。現代は情報過多の時代なので、自分が気になったトピックだけを無意識に選びがちですが、惑わされることなく、広い視野を持っていたいものです。