≪おいしいもの紹介≫ 石川県金沢市の御菓子4選

雑記

辻口博啓YUKIZUIRI

辻口博啓さんは石川県七尾市出身のパティシエさんです。YUKIZURIは、金沢市にある日本三大庭園『兼六園』の雪吊りをイメージして作られたお菓子です。サクッとした焼菓子にシュガーがかかっているのですが、シュガーにほのかな梅の風味があり、爽やかで非常に上品な味です。ちなみに、『YUKIZURI 福井』と『YUKIZURI 富山』があり、『YUKIZURI 福井』はサブレが抹茶味、『YUKIZURI 富山』はサブレがチョコレート味で、この2つも非常に美味しいです。


加藤晧陽堂うちわ煎餅

老舗の和菓子屋さんのお煎餅。餅米と三盆糖が織り成す優しい味で、一枚一枚手書きの美しい絵がティータイムを彩ります。上質な甘みとくちどけ、うっとりするような可愛い絵。贈答品としても喜ばれること間違いなしです。


不室屋生麩まんじゅう

なめらかなこし餡を柔らかい蓬麩で包んだ食感、味共に最高の和菓子です。不室屋は金沢市の老舗のお麩屋さん。他にもお吸い物を彩るお麩や、お湯を注ぐと味噌汁やスープになる最中、お鍋に入れると美味しいもっちりとした生麩等があります。料理店やカフェもあり、麩料理や麩を使ったおやつを楽しむ事ができます。金沢市にお越しの際は是非店舗でも味わってみてください。

佃の佃煮加賀の白峰

『佃の佃煮』は老舗の佃煮専門店。佃煮は多種あり、甘めの味付けが北陸のふっくら炊いたコシヒカリと相性が良くて美味しいです。『白峰』はくるみ煮を最中で包んだお菓子です。お茶請けにもお酒のつまみにもピッタリです。甘い御菓子派、しょっぱい御菓子派、両方のハートを掴む事でしょう。上品な味でパクっと食べられます。1度食べたらやみつきになります。


いかがでしたでしょうか。

石川県金沢市は私が生まれた町です。

金沢市には、美しい庭園の『兼六園』や、プリツカー賞を受賞した妹島和世せじま かずよ西沢立衛にしざわ りゅうえの代表作である『21世紀美術館』、前田利家が築城した『金沢城』、金沢文化が味わえる『ひがし茶屋街』等のお散歩スポットがあります。

また、日本の金箔生産量の99%は金沢市。450年に渡り金箔の製造技術が継承されてきました。金箔グッズが沢山お土産ショップに並んでいます。加賀友禅という、糊を使って生地が染まるのを防ぎ模様を表現する技術も有名で、御着物、扇子や小物入れ等の可愛いグッズもあります。

とても素敵な街です。

2015年にデビューした北陸新幹線E7系/W7系のおかげで都心からのアクセスが良くなりました。停車駅が少ない『かがやき』の場合、東京-金沢間およそ2時間半。新しい車両なので乗り心地も快適です。途中トンネルも多いですが、いろんな美しい自然の風景を車窓から楽しむ事ができます。

今回紹介させていただいた美味しい御菓子はそれぞれon-line shopがあるので、まずは是非、金沢の味をご賞味くださいませ。